高砂市って?

歌枕として知られる高砂


小さな市ですが、古来より松の名所と言われ、和歌にもたびたび登場し、

「高砂の」という言葉は「まつ(待つ・松)」の枕詞として使われています。

 

 誰をかも しる人にせむ 高砂の 松もむかしの 友ならなくに

藤原興風 『古今集』より

 稲日野も 行き過ぎがてに 思へれば 心恋しき 可古の島見ゆ

柿本人麿

   高砂の 松といひつゝ  年をへて かはらぬ色と きかば頼まむ

よみ人知らず 『後撰和歌集』より

 高砂の 松もむかしに なりぬべし なほゆく末は 秋の夜の月

 

寂蓮法師 『新古今和歌集』より 

高砂市の位置


高砂市は、兵庫県の中でも、播磨南東部に位置する市です。世界遺産姫路城を持つ「姫路市」や、かつめしで有名な「加古川市」と隣り合わせています。 

高砂市ってどんなまち?


「たかさごやこの浦舟に帆をあげて…」と古くから結婚式などのおめでたい席でうたわれる謡曲高砂をご存知でしょうか。

 

世阿弥の作ったこの謡曲で高砂市は知られています。長寿の象徴である「尉と姥」発祥の地ということから、ブライダル都市と宣言しています。

高砂市のゆかりの人物


宮本武蔵

宮本伊織

天竺徳兵衛

工楽松右衛門

山片蟠桃

美濃部達吉

佐々木すぐる など